なみだふるはな
石牟礼道子 藤原新也
商品番号:9040213

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著者:石牟礼道子, 藤原新也 著
出版社:河出書房新社
発行年:2012年 初版
サイズ:19cm
ページ:225pp
状態:カバー カバー上端に若干のヨレ、天シミ跡、本体ヤケ有ります。上記の状態を考慮の上、通読・参照用にお求めください。

目次

ふたつの歴史にかかる橋 藤原新也
花を奉る 石牟礼道子

一日目 2011年6月13日
滲む紙/猫好き/減る猫/兆し/データ/国の嘘/リアリティ/鳥山/敏感な植物/排水/近代化/光/会社

二日目 2011年6月14日
女水男水/石山/金肥/カーバイド係/脱田舎/共生/山のあの人たち/命のざわめき/憎しみと許し/滅びの過程/ボランティア/光明

三日目 2011年6月15日
書/もてなし/石牟礼家の食卓/手仕事/お遍路/海洋汚染/商売下手/草の祖/大地の息/目/表現者/苦海浄土第四部

あとがき
野苺の記憶 石牟礼道子
石牟礼道子の歌声 藤原新也

序文

ふたつの歴史にかかる橋 藤原新也
1
950年代を発端とするミナマタ。
そして2011年のフクシマ。
そのふたつの東西の土地は60年の時を経ていま、共震している。

非人間的な企業管理運営のはての破綻。
その結果、長年に渡って危機に陥れられる普通の人々の命。
にもかかわらず、まるで互いが結託するかのように虚偽の情報を垂れ流し、
さらに国民を危機に陥れようとする政府と企業。
そして、罪なき動物たちの犠牲。
やがて、母なる海の汚染。

歴史は繰り返すという言葉をこれほど鮮明に再現した例は希有だろう。
そのふたつの歴史にかかる橋をミナマタの証言者、
石牟礼道子さんと渡ってみたいと思った。(本文より)


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