著者:モーリス・タックマン, キャロル・S. エリエル 編, 世田谷美術館 日本語版監修
出版社:淡交社
発行年:2001年 4版
サイズ:30×22cm
ページ:333pp
状態:ソフトカバー/SC 表紙に若干のスレ・ヤケ、表紙端・3頁分ほどの端に若干ヨレ、見返し・天に僅かにシミ有るも、それ以外良好です。
1992年から1993年にかけてロサンゼルス、マドリード、バーゼル、東京・世田谷美術館を巡回して開催された展覧会カタログ。アントナン・アルトー、アロイーズ、ゾネンシュターン、ヘンリー・ダーガーをはじめ、精神障害者や独学の幻視者ら、これまであまり重要視されてこなかったアウトサイダー達の美術を網羅的に取り上げて、アウトサイダーの影響を受けた近代の美術家とのつながり、現代美術との連関を総合的に考察する。
目次
あいさつ アール・A.パウエル3世
序文 モーリス・タックマン
外界への視線・内なる視線 ジョナサン・ウィリアムズ
精神的影響と表現意識―インサイダーとアウトサイダーの関係の一規範 キャロル・S.エリエル
作家解説(アウトサイダー・アーティスト) バーバラ・フリーマン
表現主義の古代 ラインホルト・ヘラー
シュルレアリスムとその創造的主体の枠組 ロジャー・カーディナル
施療院から美術館へ―パリとニューヨークにおける周縁美術 1938-68 サラ・ウィルソン
外を見つめて―シカゴの美術 1945-75 ラッセル・ボウマン
王様とのテニス―1960年代中欧における幻視的美術 マーク・ギズボーン
現代の作家たちとアウトサイダー・アート キャロル・S.エリエル/バーバラ・フリーマン
創造性と狂気の構築―フロイトと芸術の精神病理学の形成 サンダー・L.ギルマン
私は世界の中に一つの世界を見る 私は目覚めているとき、夢を見る ジョン・M.マグレガー
絶対的なるものへの郷愁―オブセッションと「アール・ブリュット」 アレン・S.ヴァイス
美術史、ミューゼオロジー、そして現代性の演出 ドナルド・プレツィオージ
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