著者：ワシリー・カンディンスキー 著, 西田秀穂, 西村規矩夫 訳
出版社：美術出版社
発行年：1巻：1983年改訂3版, 2巻：1982年改訂3版, 3巻：1982年改訂再版, 4巻：1979年初版
（1〜3巻はそれぞれ1958, 1959, 1962年に発行されていたが、1979年の4巻刊行を機に巻数を付した著作集として改訂版により再刊された。（4巻奥付より））
サイズ：22cm
ページ：1巻：159＋49pp, 2巻：254pp, 3巻：286pp, 4巻：174pp
状態：全巻函付　1巻：函に経年によるヤケシミ・スレイタミ・0.5×1cm程の函表面の捲れイタミ、本体見返しにテープ剥がし跡、天地・小口に若干ヤケ・シミ有るも、本文良好です。2・3・4巻：函に経年によるヤケシミ・スレイタミ、本体表紙に若干スレ、天地・小口に若干ヤケ・シミ有るも、本文良好です。

1巻「抽象芸術論―芸術における精神的なもの」
目次
紹介　マックス・ビル
初版のための序言（1912年）
第二版のための序言（1912年）
A　一般論
　Ｉ　序論
　ＩＩ　運動
　ＩＩＩ　精神の転換
　ＩＶ　ピラミッド
B　絵画
　Ｖ　色彩の作用
　ＶＩ　形態言語と色彩言語
　ＶＩＩ　理論
　ＶＩＩＩ　芸術作品と芸術家
結びの言葉
訳者あとがき
付　カンディンスキー年譜／同著書／カンディンスキーに関する文献／参考図版／訳者解説／図版目次

2巻「点・線・面―抽象芸術の基礎」
目次
紹介　マックス・ビル
序言
序論
点
線
基礎平面
付図
後記　マックス・ビル
訳者解説
訳者あとがき

3巻「芸術と芸術家／ある抽象画家の思索と記録」
目次
序文　マックス・ビル
改訂に当って　西田秀穂
形態の問題　1912
舞台のコンポジションについて　1912
純粋芸術としての絵画　1918
形態の基本的要素　1923
色彩論教程とゼミナール　1923
抽象の綜合舞台芸術について　1923
舞踊曲線　1926
絵画の理論的教育の価値について　1926
共に　1927
絵画における基本的要素の分析　1928
モーデスト・ムーソルグスキーの≪展覧会の絵≫について　1928-30
芸術教育論　1928
飾りのない壁　1929
青騎士（回顧）　1930
パウル・クレー　1931
抽象芸術論考　1931
質疑応答　1935
計算　1935
今日の芸術は従来にまして生気に溢れている　1935
線と魚　1935
素地のカンヴァスなどのこと　1935
抽象絵画　1935
二つの傾向　1935
フランツ・マルク　1936
芸術への通路　1937
ニーレンドルフのカンディンスキー会見記　1937
具体芸術　1938
抽象か具体か？　1938
私の木版画　1938
≪活気をおびたる静止体≫　1939
具体芸術の作品価値　1939
あらゆる精神的時代 1942
ソフィー・トイバー＝アルプの彩色レリーフについて　1943
訳者あとがき

4巻「カンディンスキーの回想」
目次
回想―1901年-1913年
制作を省みてその意義解明の試み
　コンポジション4
　コンポジション6
　白い縁取りのある絵
或る講演のための草稿より―1914年
書簡―1924年-1943年、カンディンスキーよりグローマンへ
カンディンスキー・アルバム―1901年-1913年
　カンディンスキー・アルバム―図版目次
抽象絵画の成立―その発展過程と作品の意味　西田秀穂
訳者あとがき


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