著者:磯崎新 監修
出版社:NTT出版
発行年:1998年 初版
サイズ:21.5cm
ページ:525pp
状態:ソフトカバー/SC カバー 帯付 数箇所に0.5×0.5cm弱の耳折れ跡、カバー上端にスレ切れイタミ・ヨレ、カバー・帯に若干スレ・ヤケ有るも、それ以外経年概ね良好です。
建築家・磯崎新による展覧会≪海市―もうひとつのユートピア≫の全ドキュメント。
目次
はじめに
第1章 ≪海市≫への序論
「海市」計画の軌跡
ヴェネツィア建築ビエンナーレにおけるプレヴュー
なぜユートピアか 磯崎新
「海市」計画への幻の序論 浅田彰+磯崎新
計画と経緯
≪海市≫展の概要
プロトタイプ
磯崎アトリエ作業日誌 助川剛
対談:Erewhonのひそみに倣う 浅田彰+磯崎新
第2章 ≪海市≫展の実験
ヴィジターズ
カラー・ドキュメント 12人の連衆
第1週 お盆の上のユートピア―形而上都市の血と肉 岡崎乾二郎
第2週 ユートピアは忘れたころにやってくる 川俣正
第3週 避難せよ! 吉松秀樹
第4週 シータが歌う「愛こそすべて」 小林克弘
第5週 この際、母体を外科手術 丸山洋志
第6週 無数の「魚」たちの「意思」が、島の輪郭を変幻自在にする 古谷誠章
第7週 ユートピアのサブテクスト<サブトピア> エリザベス・ディラー+リカルド・スコフィディオ
第8週 セントラル・サーヴィスは連歌を復興する 鵜沢隆
第9週 風水、そしてプログラミング アレハンドロ・ザエラ=ポロ+ファシッド・ムサヴィ
第10週 The Dead Utopia―都市<計画>の消尽 田中純
第11週 ネットワーク都市は水の中から出現した 渡辺真理
第12週 終幕 入江経一
世界は関数化しえるか 岡崎乾二郎
≪海市≫の漂流者たち 入江経一
シグネチャーズ
インターネット
第3章 ≪海市≫をめぐって
座談会:都市の自己生成は可能か―「海市」計画とサイバースペースをめぐって 磯崎新+柏木博+月尾嘉男
ユートピアの消尽のはてにミラージュは現われたのか? 五十嵐太郎
磯崎氏、ローマに足を踏み入れる 東浩紀
柔らかいスクリーンのなかで オディール・フィリオン
さまざまなるプレイグラウンド 中谷礼仁
≪海市≫、あるいはインフォ・ダダイズム 中村敬治
混沌のタブラ・ラサ 光州に飛んだ≪海市≫展 キョン・パーク
資料編
ヴィジターズ・フォーラム/連歌
インタヴュー あなたにとってユートピアとは?
プロフィール
あとがき 磯崎新
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