思想間の対話: 東アジアにおける哲学の受容と展開
著者:藤田正勝 編
出版社:法政大学出版局
発行年:2015年 初版
サイズ:21.5cm
ページ:370pp
状態:カバー 帯付 カバー・帯僅かにスレ有るも、それ以外良好です。
目次
編者まえがき
第1部 思想の対話
第1章 思想間の「対話」とは何か 藤田正勝
第2章 哲学的オーケストラの実現のために 李光来
第3章 西田と異文化間対話─根源的世界市民主義の可能性 ブレット・デービス
第4章 日本哲学の成立、意義そして展望 卞崇道+林美茂
第2部 東アジアという視座から見た哲学の形成
第5章 東アジアと哲学─ 一九三〇年代の対立と相互作用 高坂史朗
第6章 東アジア近代哲学史の可能性─土田杏村のこころみにみる 清水正之
第7章 「中国哲学」と「日本哲学」の成立について 王青
第8章 幕末における孟子の民本思想の受容─吉田松陰の「民政論」を中心に 郭連友
第3部 日本における哲学の形成と発展
第9章 西周の哲学─翻訳的探究を経て新たな知の創造へ 上原麻有子
第10章 日本語と日本的霊性─日本における哲学の形成と発展 平田俊博
第11章 九鬼哲学における永遠回帰という思想─押韻論の観点から 小浜善信
第12章 和辻風土論とトランスカルチュラリズムの問題─「越境する身体」としての「旅行者」 加藤泰史
第13章 戸坂潤における実践的唯物論構想─モラルと文学の関係をめぐって 平子友長
第14章 大西克礼における日本美の構造─「あはれ」・「幽玄」・「さび」 田中久文
第4部 西田哲学の位置
第15章 「場所」の思想の深層─「西田とハイデガー」の対比と「世界交差」としての西田哲学 岡田勝明
第16章 モナドロジーと西田哲学─「一と多の矛盾的同一」について 片山洋之介
第17章 西田哲学とフッサールの現象学 嶺秀樹
第18章 西田における知と絶対無 美濃部仁
編者あとがき
作品名索引
人名索引
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