哲学の変換と知の越境:伝統的思考法を問い直すための手引き
著者:牧野英二, 小野原雅夫, 山本英輔, 齋藤元紀 編, 澤田直, 黒崎政男, 鵜澤和彦, 森下直貴, 田島樹里奈, 相原博, 佐々木一也, 近堂秀, 伊藤直樹, 小山裕樹, 大森一三, 森村修 執筆
出版社:法政大学出版局
発行年:2019年 初版
サイズ:19cm
ページ:297pp
状態:カバー 帯付 カバー・帯僅かにスレ有るも、それ以外良好です。
目次
序論 牧野英二
第一部 複雑化社会のパラドクスに直面して─赦し・寛容・人工知能・医療の意義と課題
第1章 「持続可能性の哲学」と「津波てんでんこ」の倫理─暴力・悪・赦しを問い直す 牧野英二
第2章 境界線上のアリア─共同体と寛容をめぐって 澤田直
第3章 AIにはなにができないか─哲学からみた人工知能問題 黒崎政男
第4章 生命・医療倫理とゲシュタルトクライス─現代の論争点として仁恵原則を問い直す 鵜澤和彦
第二部 住むことと生きることの条件を考える─理性と非理性の〈よりどころ〉をめぐって
第5章 言葉が語ることのうちに住む─場所と言葉を問い直す 山本英輔
第6章 人はなぜ「四区分」するのか─認識・行為・コミュニケーションの〈構造〉 森下直貴
第7章 技術─情報社会における感性の喪失─ハイパー資本主義を問い直す 田島樹里奈
第8章 生態学的平等の可能性─地球環境危機を問い直す 相原博
第三部 知と心と現実の〈間〉で考える 自己・他者・世界をめぐって
第9章 実在性の解釈学─多元的実在論の可能的地平 齋藤元紀
第10章 人工知能と共生するための非自然主義的考察─科学技術の人間観に対する解釈学的検討 佐々木一也
第11章 心と世界を知る自己─カントの自己意識論を問い直す 近堂秀
第12章 応答する精神科学の試み─ディルタイ哲学の学問論的意義を問いなおす 伊藤直樹
第四部 倫理と世界市民の課題─倫理的・教育的ジレンマと市民教育の意義
第13章 新たな選択肢の創出─二者択一的倫理学から創造的問題解決の倫理学へ 小野原雅夫
第14章 「陶冶可能性」概念の現代的射程─知識基盤社会に生きる人間の成長のあり方を問い直す 小山裕樹
第15章 世界市民教育としての哲学─オルタナティヴを生み出す力の練磨 大森一三
第16章 「社会政治的トラウマ」の倫理─生政治学と生命倫理学を問い直す 森村修
あとがき
人名索引
事項索引
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