美術家たちの「南洋群島」 図録
著者:町田市立国際版画美術館, 東京新聞 編
出版社:東京新聞
発行年:2008年
サイズ:26.5×19.5cm
ページ:182pp
状態:ハードカバー/HC 表紙に小シミ跡が有ります。その他表紙若干スレ・ヤケ・端ヨレ有るも、本文良好です。
2008年翌年にかけて町田市立国際版画美術館、高知県立美術館、沖縄県立博物館・美術館を巡回し開催された展覧会「美術家たちの「南洋群島」」カタログ。南進論の掛け声のもとに日本が進出し、第一次世界大戦の勃発と同時に占領、国際連盟の承認を得て委任統治下におかれ、第二次世界大戦では激戦地となった「南洋群島」を舞台に、偶然の出会いから師弟関係で結ばれた土方久功、杉浦佐助、儀間比呂志の作品を中軸に、彼らと同時代に「南洋群島」に渡った美術家たちの現存する主要な作品を紹介。通底する時代精神とともに、表現の特質や、「南」への志向と日本の美術や文化の形成との関わりを明らかにする。(主催者あいさつ文より一部引用・抜粋)
目次
「南洋群島」三代の系譜 土方久功、杉浦佐助、儀間比呂志 岡谷公ニ
美術家たちの「南洋群島」雑感 いくらか書誌風に 青木茂
美術家と「南洋群島」と日本近代美術と 滝沢恭司
カタログ
1章 「南洋群島」と日本
1.「南洋群島」の文化
2.南進論・南島論と「南洋群島」
3.冒険と南洋幻想
2章 「南洋群島」に生きる 土方久功、杉浦佐助、儀間比呂志
1.土方久功(1900-1977)
2.杉浦佐助(1897-1944)
3.儀間比呂志(1923-)
3章 画家たちの「南洋群島」旅行
1.1914−19年 日本軍占領から委任統治決定まで
2.1920−33年 委任統治開始から国際連盟脱退まで
3.1934-35年 国際連盟脱退直後
4.1930年代後半期
5.1940−41年
「南」から「南」へ 「南洋群島」と芸術家・儀間比呂志 豊見山愛
「南洋群島」以前の南洋諸島 ドイツ帝国領時代の二人の画家の南洋行 奥野克仁
作家解説
「南洋群島」美術年表(滝沢恭司 編)
昭和初期の「南洋群島」地図
主な公刊美術文献一覧−戦前を中心に(滝沢恭司 編)
出品作品リスト
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