あやしい絵展 Ayashii: Decadent and Grotesque Images of Beauty in Modern Japanese Art 図録
著者:中村麗子, 山田歩, 三宅さくら 他編
出版社:毎日新聞社
発行年:2021年 初版
サイズ:29.5×20cm
ページ:249pp
状態:ソフトカバー/SC カバー 見返し上角に0.5×0.5cm程の耳折れ跡、カバー僅かにスレ・端ヨレ箇所有るも、それ以外良好です。
2021年に東京国立近代美術館、大阪歴史博物館を巡回し開催された展覧会「あやしい絵展」カタログ。幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿絵など約160件により、退廃的、妖艶、神秘的、エロティックといった言葉で形容できる表現を「あやしい絵」として紹介。(主催者あいさつ文より一部引用)
目次
「あやしい絵」通史 中村麗子
図版
1章 プロローグ 激動の時代を生き抜くためのパワーをもとめて(幕末〜明治)
2章 花開く個性とうずまく欲望のあらわれ(明治〜大正)
1 愛そして苦悩 心の内をうたう
2 神話への憧れ
3 異界との境で
コラム なぜ「あやしい絵」には女性が多く登場するのか?
4 表面的な「美」への抵抗
5 一途と狂気
3章 エピローグ 社会は変われども、人の心は変わらず(大正末〜昭和)
「あやしい」の行方 ー出版美術における「あやしい絵」 中村圭子
日本におけるロセッティ、ビアズリー、ミュシャー「あやしい絵展」を深く鑑賞するための受容史 山田歩
作家解説
「あやしい絵」を巡るブックガイド
作品リスト
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