現象学と文化人類学 文化の多元論を越えて (ぷろぱあ叢書) 小川侃
著者:小川侃 著
出版社:世界書院
発行年:1989年 初版
サイズ:19.5cm
ページ:292pp
状態:カバー 帯付 カバー・帯若干スレ・ヤケ、カバー上端僅かにヨレ、帯若干ヨレ・イタミ有るも、それ以外経年良好です。
目次
まえがき
A 現象学と比較文化論の可能性
第一章 思惟の事象か文化の相対主義か
1 哲学は日本に於いてはたして可能であるのか
2 文化の比較論への哲学的反省の欠如
3 ハイデガーはヨーロッパ中心主義者かーハイデガーの九鬼周造にたいする疑惑
4 レーヴィトと西谷啓治 日本において哲学すること
5 日本において哲学することの可能性
6 現象学は自由な思索である
第二章 異なるものと他なるものとの経験 フッサールとハイデガーのヨーロッパ中心主義
1 フッサールにおける異他的なるものの経験
2 他我の構成
3 異文化の構成
4 現象学の事象とパースペクティヴ主義
5 ヨーロッパ中心主義とヨーロッパ中華思想
6 フッサールのヨーロッパ中心主義
7 ハイデガーにおける異他的なるものの経験
8 九鬼周造の『いきの構造』の矛盾
9 ハイデガーの疑惑
第三章 世界・環境世界・文化
1 世界の超越と生の超越
2 地平と環境世界
3 環境世界と文化
B 比較文化論の現象学の可能性
第四章 比較文化の理論
1 文化とはなにか
2 ホールの文化の概念
3 マリノフスキーの文化の理論
4 比較の方法論 文化の比較理論のために
第五章 唯一の世界とさまざまの故郷の世界
1 生活世界と近代の自然科学との関係
2 生活世界と諸々の故郷の世界
3 間-文化的な平行性
付論 異文化を経験する旅 比較文化論の視点から
書肆とけい草は、「出張による買取」、「宅配による買取」いずれかで古書買取を受け付けております。
出張買取は東京、神奈川、千葉、埼玉など都内・関東を中心に、また宅配買取は送料当店負担にてお受け致します。
読み終えたが手離しづらい思想・哲学書・人文書、美術書・写真集・建築・デザイン・アートブック・絵本など
本の買取・処分をご検討されている際は、またご不明な点等ございましたら、お気軽にお電話・メール・お問い合わせフォームよりご連絡ください。
Tel: (090) 5267-6374(いつでも歓迎)
mail:
info@syoshi-tokeisou.comお問い合わせフォームはこちら古書古本買取について詳しくはこちら