I.R.S. ジャック・ラカン研究 No.1〜9/10 9冊セット
著者:日本ラカン協会 編
出版社:日本ラカン協会
発行年:2002〜2012年
サイズ:21cm
状態:ソフトカバー 第8号・第9/10号に数箇所ボールペン書込、第9/10号書込頁付近ページ下部少シミ・蒸れヨレ箇所、第2号表紙折れ跡・スレイタミが有ります。その他表紙少スレ・ヤケシミ、表紙端・ページ端微ヨレ箇所が有ります。上記状態を考慮いただきお求めください。
第1号目次
「日本」とラカン 佐々木孝次
現代天皇制の起源とその帰結 二人の作家の反応、三島由紀夫と深沢七郎 若森栄樹
精神分析と心理学 向井雅明
L.R.I. シニフィアン連鎖の場所・論(トポロジー)にむけて 原和之
ラカンとエチカ/その象徴界を巡って 大原知子
フロイトの症 状、ラカン フィリップ・ジュリアン 向井雅明 訳
公募論文
パラドックスと構造 片山文保
書評
自己主張する書物 石澤誠一著『翻訳としての人間』 佐々木孝次
不可能な職業のために 十川幸司著『精神分析への抵抗』 原和之
ダヴィッド=メナール著(川崎惣一訳)『普遍の構築』評 石原陽一郎
第2号目次
フロイトの判断論 石澤誠一
解釈と暴力 佐々木孝次
揺動する水面 瞬間、審級、執存 instant, instance, insistence 原和之
公募論文
精神分析の新しい衣服 岩野卓司
構造と反復 片山文保
書評
日本語における「意味」 イザヤ・ベンダサン『日本教について』再読 佐々木孝次
フィリップ=ジュリアン著『ラカン、フロイトへの回帰 ラカン入門』 川崎惣一
一つの歴史的証言 ルイ・アルチュセール『フロイトとラカン―精神分析論集』 伊吹浩一
第3号目次
アラン・ジュランヴィル氏 日本講演 原和之
実存の思索者ラカン アラン・ジュランヴィル 原和之 訳
〈他者〉と知 アラン・ジュランヴィル 原和之 訳
ラカンの光学シェーマと『マトリックス』、あるいは『海辺のカフカ』 枝川昌雄
森田療法と精神分析 精神療法における言葉の意味 佐々木孝次
ポストモダンにおけるメランコリーと倒錯 樫村愛子
書評
「秘」の思想 柳父章の翻訳論 佐々木孝次
原和之著『ラカン哲学空間のエグソダス』 田中求之
無限の課題としての倫理 アレンカ・ジュパンチッチ著『リアルの倫理 カントとラカン』 川崎惣一
第4号目次
森田療法と精神分析 心理療法におけることばの意味 佐々木孝次
V,F, a 立木康介
ラカンのドラの症例解釈における差異と反復 番場寛
『万物理論』、科学ユートピア、想像的なものの消失 村山敏勝
言語から性へ 欲望の弁証法における「幼児の性理論」の位置をめぐって 原和之
セクシュアリティ 保科正章
オイディプス・コンプレックスの射程(1) 若森栄樹
公募論文
交替劇を導く「狂気」 ポーの「ライジーア」に読む原光景への心的軌跡 河野智子
第二の死とアイデンティティ 象徴界のリミット 志津史比古
書評
『翻訳とはなにか』柳父章の翻訳論(2) カセット効果について 佐々木孝次
精神分析的倫理の可能性 ジョアン・コプチェク『〈女〉なんていないと想像してごらん 倫理と昇華』 川崎惣一
想像的なものの再考に向けて ステファン・ティビエルジュ『身体イマージュの病理学』 福田大輔
第5号目次
精神分析と日本人に合った精神療法 佐々木孝次
「ラジオフォニー」の翻訳とラカンの文体 市村卓彦
サディズム/メランコリーの倫理 メラニー・クラインを読むジュディス・バトラー 遠藤不比人
現実界のシニフィアンとしての青について 水上雅敏
公募論文
ラカン的臨床への助走 ジャック・アラン・ミレールの議論を通して 赤坂和哉
ヴァカンスの問題 コジェーブ、サガン、ラカンにおける『歴史の終焉』以後の問題 入江容子
絵画と構造 ラカンの『ラス・メニーナス』論をめぐって 片山文保
分析家デュパンの道徳性 「法則」と無意識をめぐる考察 河野智子
「局所論的退行」について フロイトにおける退行の観念の起源から1917年までの発展の分析 佐藤朋子
新たな心的経済とセクシュアリティーの運命 フロイト、ラカン、メルマンとともに 立木康介
書評
いまこそ、ラカンを The Cambridge Companion to LACAN 川崎惣一
ジョエル・ドールの『ラカン読解入門』 西尾彰泰
『精神分析学を学ぶ人のために』 番場寛
第6号目次
フロイトと「性」 ラカンのシニフィアンと性、日本の近代化と性 石澤誠一
斜めから読むフランス精神分析 心理学の歴史と医療人類学からの視線 福田大輔
隣人愛から非人間的戦争へ ベルナール・バース 福田大輔, 伊藤啓輔 訳
反復 保科正章
第7号目次
Das Ding そして超自我の方へ 保科正章
限界を象る、あるいはシニフィアンからファルスへ 原和之
ヴァージニア・ウルフにおける創造の幻視的過程と感覚の役割 アンヌ・ジュランヴィル 藤岡俊博 訳
ナタリー・ジョーデルの報告への序文 立木康介
ラカン派応用精神分析の現在 施設=制度における精神病臨床 ナタリー・ジョーデル 立木康介 訳
公募論文
「否定」にみるシニフィアンの形成 小長野航太
日本における漢字の運命 日本語の話者が精神分析を行う準備として 佐藤正明
書評
『文字と見かけの国 バルトとラカンの「日本」』 市村卓彦
初代理事長 佐々木孝次先生への謝辞 石澤誠一
第8号目次
日本精神分析再考 柄谷行人
日本における精神分析の可能性と不可能性 若森栄樹
阿闍世=親鸞 vs. オイディプス=フロイト 精神分析学的知見と近代日本文化(その1) 石澤誠一
論文
「空虚なる日本」の精神分析 あるいは、死の欲動の美的/暴力的解消について 遠藤不比人
ポストモダン日本社会におけるイマジネールと症状 樫村愛子
象徴界は衰退しているのか 萩原優騎
「ふつうの精神病」の一症例 森綾子
翻訳
資本主義を讃えて ラカン以後に構想しうる資本主義について アラン・ジュランヴィル 藤岡俊博 訳
現代哲学の根本的な矛盾とその体現者カール・シュミット アラン・ジュラ ンヴィル 柵?宏平 訳
現代思想の矛盾に対する解決策としての無意識 アラン・ジュラ ンヴィル 柵?宏平 訳
第9/10号目次
日本精神分析再考 柄谷行人
日本ラカン協会読書会報告 「『盗まれた手紙』についてのセミネール」冒頭部読解 若森栄樹
00年代のラカン派 立木康介
精神分析における臨床について 向井雅明
精神分析的「子ども」における事後性によるいじめの幻想化 隠蔽記憶としてのいじめ 赤坂和哉
いじめ問題によせて 中間集団としての学級をめぐって 川崎惣一
三島由紀夫 筋肉のメランコリー 福田大輔
主体の組成と解体 漱石『明暗』の文字によって 野網摩利子
文学作品における「詩的なもの」 ラカンとマンデリシュタームの手紙 斉藤毅
宮沢賢治と精神分析 奇妙さと隣り合うために 太田和彦
真理・意味・主体 デイヴィドソンの根元的解釈とラカン 上野修
回帰する人民 ポピュリズムと民主主義の狭間で 布施哲
無意識の構造/構造の無意識 マッテ・ブランコの対称性の射程 中野昌宏
Sexuationの式 Le savoir du psychanalysteの1972年6月1日のアントゥルティアンを中心に 荻本芳信
公募論文
要素現象(基礎的現象) ヤスパースからラカンへの隠された道 松本卓也
アルチュセールのイデオロギー批判における精神分析的側面 土佐厳人
フロイトと哲学空間 小長野航太
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